家庭用消火器・業務用消火器で
もしもの時に備えよう

火災の場合は【初期消火】が被害を最小限に抑えるポイント。その初期消火に不可欠なのが消火器です。
身近な場所に置いて、いざというときに備えましょう。

家庭用消火器・業務用消火器
①火災の種類によって最適な消火器の種類があります
キッチンで起きる火災には「エアゾールタイプ」、油火災に強い「液体消火器」、万能型の「粉末消火器」など
②設置する場所は「すぐに使えるところ」。
もっとも大切なのは、家族全員が設置場所を知っていること。各部屋でなくとも「すぐに取り出せる、目立つところ」がポイントです。

家庭用(粉末タイプ)

一般的な消火器と言われるのが、この粉末タイプです。
粉末(ABC)タイプは、A(普通)・B(油)・C(電気)火災など、あらゆる原因の出火にすぐれた消火能力を発揮します。

家庭用(液体タイプ)

液体タイプの消火器は、粉末タイプと比べ消火後の片付けが楽という特徴があります。冷却効果が高く浸透率も高いので、再発火が起きにくいというメリットも。
また、放射時間が長いので、落ち着いて消火ができます。
強化液タイプは揚げ油火災に向いており、キッチンでの設置がおすすめ。

家庭用(エアゾール・簡易タイプ)

エアゾールタイプは、油火災と一般的な火災の一部に対応しています。
揚げ油火災の初期消火、石油ストーブ、火の不始末によるごみ箱火災等の初期消火に有効な消火具なので、キッチン、リビング、寝室に設置をおすすめです。
簡易タイプは油火災にかぶせるだけのシートもあります。小型で軽量のため女性や年配の方も扱いやすいというメリットがありますが、大きな火災には向きません。

業務用(粉末タイプ)

平成28年12月22日に新潟県糸魚川市で発生した大規模火災を受け、今まで消防法令で消火器設置の義務がなかった延べ面積150㎡未満の飲食店に対し2019年10月1日から、初期消火を確実に実施し火災の拡大を防止する措置として消火器の設置が義務化になります。設置には10型以上の消火器をおすすめします。

関連品

消火器をしまっておくボックス、スタンド、消火器の場所を示す消防標識やシールなどもあります。
収納BOX、スタンド、標識などで、設置場所が分かりやすいようにしておきましょう。

火災警報器

火災警報器設置の義務化から、10年以上経過しています。一般的の寿命は約10年と言われているので、正常に作動するか確認が必要です。

電池切れの確認方法

ボタン押すもしくは紐を引っ張る

本体についているボタンを押す、もしくは紐を引っ張り、音が鳴れば正常です。
電池切れや故障時は反応しません。

火災警報器は設置箇所が決まっています

火災警報器には「煙式」と「熱式」があります。煙式の方が火災を早く察知できるのでおすすめですが、キッチンなどでは料理の際の煙により誤作動を起こすこともあります。場所によって、取り付けるタイプが異なるので注意です。

必ず設置する場所:寝室(煙式)、寝室がある階の階段上部(煙式)。設置を推奨している箇所:居室(煙式)、台所(熱式)。※市町村によっては義務化の場所もあります。

おすすめ

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また、簡単な取り付けと操作性の高さも魅力の一つです。

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