スモールスペースを有効活用
スモールスペースを有効活用
キッチンに、洗面所に、リビングに、押入れに…ちょっと勿体ない隙間スペース、ありませんか?
その隙間、何も置けないと諦めないでください!なんとわずか幅12.5cmの狭さから置ける収納グッズだってあるんです。
隙間収納を活用すれば、デッドスペースが便利な収納スペースに大変身。あなたのお部屋の隙間に合う収納グッズ、きっと見つかります。
隙間収納、と言われてまず思いつくのがこのキャスター付きタイプ。
細長い形のワゴンタイプが多く、冷蔵庫とシステムキッチンの間のような、隙間に奥行がある台所に適しています。
隙間から引き出すことで奥の物も取り出しやすく、天板が台になっているタイプの物は簡易のワークスペースにもなるのがポイント。
台所ではビンやペットボトルなどの高さのある物から、調味料などの小さな物まで色々なサイズの物を収納する必要があります。横幅だけでなく、どんな高さの物を収納できるかどうかも注意して選びましょう。
(ペットボトル1.5Lの高さ:約30cm、ペットボトル500mLの高さ:約21cm、350mL缶の高さ:約12cm、ワインボトルの高さ:約30cm前後)
収納と言えば棚。でも隙間に入るくらい幅の狭い棚なんて…意外とあるんです。
ラックタイプは耐荷重が大きいので安定しており、プラスチックと違って見た目もおしゃれなのでリビングにおすすめです。
そして奥行のあるキッチンの隙間にも、意外と入ってしまうのがメタルラック。横長のラックを90度回転させれば、縦に細い隙間収納に早変わり。
ただし奥の物を取り出しにくいので、インナーボックスや整理ケースを併用しましょう。(※インナーボックスはぴったりサイズだと側面から取り出せない物もあるので要注意)30cmのメタルラックにはキャリコGのSサイズぐらいがおすすめです。
隙間がある、という事はその周りには壁があるという事ですね?冷蔵庫、吊戸棚、タンス…その側面、利用してしまいましょう!
冷蔵庫と言えばマグネット。好きな位置に付けて外せて動かせて、ちょっとした道具をしまうのに便利です。
壁と壁の間と言えば突っ張り棒に、突っ張り棚。床の隙間は狭くても、上の方の空間にはもっと余裕がありませんか?
でも棒だけあってもせいぜいタオル掛け…なんてもう思わないでください!ポールに引っ掛けるフック付きの棚を使えば、オシャレな見せる収納に大変身。S字フックに引っ掛けるのも定番ですね。
突っ張り棚も今やただの棚だけじゃありません。戸棚に一段追加したり、縦に使って仕切りにしたり、フックをかけたり…使い方次第で空間はいくらでも利用できるんです。
キッチンの隙間収納のポイントは、取り出しやすさ!
隙間がある場所は冷蔵庫の横だったり、食器棚の横だったり、すぐ手の届く場所ではないですか?そこが収納スペースになるなら、是非「使うもの」を収納しましょう。
調味料や缶詰ならワゴンやラック。毎日使うようなものは取り出しやすい側面が開いたタイプ、たまに使うものや重いものは引出しタイプがおすすめです。
調理器具なら壁にも注目。フックを取り付けて吊るせば、オシャレな見せる収納の出来上がり。
そして毎日必ず使うコンロの奥、何となく隙間がありませんか?ラックを置けばそんな場所も便利な収納スペースになるんです。
逆にシンク下などの取り出しにくい場所には、あまり使わないものを収納しましょう。微妙に高さがあって使いにくいシンク下の空間も、整理棚を使って2段にすれば有効活用できます。
狭い洗面所の中に置かれた大きな洗濯機や洗面化粧台、どうしても隣に隙間ができてしまいますよね。
ランドリーの収納で一番しまいたいのはタオルや洗剤。タオルをしまうならやっぱり衣装ケースがたくさん入るのでおすすめです。隙間の幅を測ってぴったり合う衣装ケースを重ねれば、見た目もすっきり片づけられます。よく使うタオルはワゴンに入れて取り出しやすくするのもいいでしょう。
洗面化粧台のシンク下も、もちろんキッチンと同じように活用できます。
また、狭いという事は壁と壁が近いという事。壁を使う収納と言えばもちろん突っ張り棒と突っ張り棚です。バスタオルやマットを干しながらの定位置としても活用できますし、突っ張りのれんポールに目隠し用のカーテンを掛けて、見せたくない収納を隠すのにも役立ちます。
上の方の隙間はまだまだあります。その洗濯機の上、空いていませんか?ランドリーラックを使えば何もなかった空間に、バスケット置き場やハンガー掛けの出来上がり。狭いからこそ空間を有効活用しましょう。
最初はリビング。どうしても人目に付くところの収納は、やっぱり見た目が大事です。
木製ラックやカラーボックスとオシャレな収納ボックスを組み合わせて、見せる収納と隠す収納をうまく使い分けましょう。
寝室の隙間も色々な場所にありますが、まずはベッドの下から。高さが低く、コロの付いた衣装ケースを使ってオフシーズンの服をしまうのがおすすめです。
お次はクローゼット。できるだけ隙間のない衣装ケースを選んでも、どうしてもできてしまう隙間がありますよね。まずハンガーにかける服は高さごとに並べましょう。これで衣装ケースと服との隙間が明確になります。そこに収納ボックスなどを利用して帽子やカバンを収納すると、型崩れが防げます。
布団をしまう押入れの場合、積み重ねすぎると大変だし上の空間を持て余しがち。そんな時はもちろん押入れラック。上下二段に分けることで重い布団も圧倒的に取り出しやすくなります。