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バイヤーの取材日記

茨城県 干しいも

2016年9月26日(月) 更新

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太平洋を望む、茨城県。
この地で作られているのが、サツマイモです。
茨城県は、鹿児島県に次いで、日本で2位の作付面積と生産量があります。

サツマイモは、様々な商品に加工されますが、茨城県民のソウルフードともいうべき「干しいも」についてご紹介します。 全国で消費されている干しいもの約9割は、茨城県で生産されているんです。

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「干しいも」は、もともと江戸時代に生まれたもので、その後に保存食として軍隊の野戦食として普及しました。
茨城県では、明治時代後半に那珂湊(なかみなと、現ひたちなか市)で生産が開始され、農業や漁業関係者の副業として定着して広まっていきました。これは、茨城県がサツマイモの生育に適した水はけの良い砂地を含んだ土壌に恵まれたことが、大きな理由のひとつです。

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茨城県では「乾燥イモ」とも呼ばれている「干しいも」の製法は、収穫したサツマイモを洗浄したあと、60~90分ほど加熱、その後、15分ほど蒸らします。蒸しあがったサツマイモは熱いうちに皮をむいていきます。皮をむいたサツマイモは、“つき台”と呼ばれるピアノ線を木枠に張った裁断機を使いスライスします。サツマイモには頭と尻尾があり、柔らかい頭のほうからスライスするとスムーズに切ることができます。それから、干し網の上に一枚ずつ丁寧に並べます。

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干しいもの乾燥には、乾燥機を使うところも多いのですが、昔ながらの製法は、天日干しです。
ビニールハウス、もしくは外で、7~10日間天日干しをします。気温が高かったり通気が悪いと、カビが生えたり腐ったりするため、風通しが良いところで干し上げます。平切りの場合は7日間。丸干しの場合は20日間ほど干していきます。丸干しのほうが手間もかかり、地元でもなかなか手に入らないものになっています。

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柔らかく仕上がった干しいもは、そのまま食べても良いのですが、トースターで少し温めて食べるのがオススメ。
地元の茨城県では、石油ストーブの上にアルミホイルを敷いてそのうえで、あぶって食べるのが普通だそうです。
また、「電子レンジでの加熱は、水分が飛んでしまうので使わないようにお願いします」と地元の方がおっしゃっていました。
サツマイモに何も加えない、本来の甘味をご堪能ください。

※表面の白い粉は、サツマイモ本来の糖分が結晶化したもので、甘みのある証拠です。カビ等ではありません。

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