カインズオンライン>カインズリカー>Liquor Column:今週の1本 - マンサニージャ・ラ・ヒターナ

Liquor Column

今週の1本 - マンサニージャ・ラ・ヒターナ

2015年7月30日(木) 更新

イメージ1

知性・品格・遊び心と三拍子揃った俳優として、TV番組出演多数。
日本ソムリエ協会名誉ソムリエ、数々の海外ワイン騎士団の騎士号を贈られている辰巳琢郎さんが、自らのワインTV番組で紹介したワインを一挙販売します。

今週は、7月12日(日)と19日(日)放送分のこのワイン。
マンサニージャ・ラ・ヒターナ」。

イメージ2

スペインのワインは、スペイン各地で作られています。
その歴史は。古く、古代ギリシャ時代にまでさかのぼります。

大きく歴史が変わったのは、19世紀にフランス全土で流行した「フィロキセラ病」という病気。ブドウを壊滅状態に追い込んだ病害を避けるため、フランスのブドウ栽培業者がピレネー山脈を越えて、イベリア半島での栽培を行ったことが、スペインワインの歴史を大きく進展させることになります。さらに、20世紀に入り、スペインのワインが世界中で評価されるようになりました。

イメージ3

その中で、特徴的なワインが、一般には、ヘレスまたはシェリー酒と言われる、スペインの酒精強化ワイン。
スペイン南部、セビージャやグラナダのある地方で、グラナダ地方の南部(赤部分)、ヘレス、プエルト・デ・サンタ・マリアとサンルカール・デ・バラメーダの町を結ぶ三角形の地帯で造られているものだけにヘレスの呼称が付けられます。

(地図は、スペイン大使館経済商務省のHPより)

イメージ4イメージ5

今回ご紹介するのは、さらに細かい地域、アンダルシアの港町、サンルーカル・デ・バラメダという町でしかつくれないシェリー酒です。

ブドウは、パロミノ種という白ブドウ。
この地域のアルバリサという石灰岩質の土壌に植えられたブドウを収穫後、アメリカンホワイトオーク樽で熟成されます。樽の約4分の3ほどの量を満たすと、ワインの液面には特殊な酵母の働きによって白い膜(フロール)が発生。このフロールのおかげで、ワインの酸化熟成が緩慢になり、樽の中のワインは非常にフレッシュな辛口となります。これがフィノです。これを、サンルカール・デ・パラメダで熟成させたものだけを、マンサニージャと呼びます。

イメージ6

マンサニージャは、より海に近く涼しいため、よりキリッとした塩味を思わせる軽快な酸味をもつ辛口になります。

フレッシュなリンゴの香りが広がる、すっきりとした辛口タイプです。そのままでもよいですが、炭酸で割ったり、サイダーで割ったりしても美味しく頂けます。
生ハムやチーズなどとの相性もよいワインです。

(当社専属ソムリエ記入)

今週のお勧め商品は、こちら。