カインズオンライン>カインズリカー>Liquor Column:今週の1本 - ケー・ド・クルビス・ロゼ 750ml
Liquor Column
2016年2月3日(水) 更新
知性・品格・遊び心と三拍子揃った俳優として、TV番組出演多数。
日本ソムリエ協会名誉ソムリエ、数々の海外ワイン騎士団の騎士号を贈られている辰巳琢郎さんが、自らのワインTV番組で紹介したワインを一挙販売します。
今週は、フレンチの巨匠・坂井宏行さんが選んだ、今飲みたいワイン。
「ケー・ド・クルビス・ロゼ 750ml」です。
このワインは、北アフリカ、チュニジアのワインです。
「チュニジアで、ワイン?」と思われるかたも多いと思います。
もともと、チュニジアは古代フェニキア人の国。
このフェニキア人こそが、古代ローマにブドウの栽培、ワインの製造を広めた民族なのです。
フェニキアの「カルタゴ」という名前を世界史の勉強で聞いたことがある方も多いと思います。このカルタゴからローマ、ヨーロッパ中にワインが広まったのです。
現在でも、地中海性気候を生かしてブドウ栽培が多く行われています。
ブドウ品種も、ブシェアやアレキサンドリアなどの地ブドウもありますし、国際的な高級品種である、シャルドネや、カベルネソーヴィニヨン、シラーなども栽培されています。
チュニジアワインは、AOC格付けも行われています。赤、白、ロゼ、スパークリンクワインもあります。年間ではロゼワイン生産が全体の60%を占め、人気の高いワインです。
AOC(原産地呼称ワイン)は、総生産量の約70%。そのうち、最上級のプルミエ・クリュは、AOCの20%もあります。もちろん、ヨーロッパをはじめ世界各地に輸出されています。
今回、坂井シェフが「今飲みたいワイン」として選んだのが、「ケー・ド・クルビス・ロゼ 750ml」。
このクルビス社は、スパークリングワインの造り手として有名で、フランスのシャンパーニュ地方と同じ伝統的な製法でスパークリングワインを製造しています。
太陽の光をたっぷり浴びて育ったブドウで作る、スパークリングワインは、爽やかな中に、果実味が溢れる味わいで、コストパフォーマンスのよいスパークリングワインです。
日本への輸入量も少ないということもあって、希少な珍しいワインとして、ワイン好きの方へのお持たせにはよいワインです。 味わいは、シャンパーニュと同じく繊細な中にもしっかり主張するブドウがあって、食前酒としても食中酒としても楽しめます。
(当社専属ソムリエ記入)
今週のお勧め商品は、こちら。