手洗い・消毒テクニック
正しく理解していますか?

新しい生活様式として習慣化してきた手洗いと消毒。でも、本当に正しく実践できていますか?
ウイルスによって効果のある予防方法や流行する時期は異なります。正しく予防して感染症を防ぎましょう。

ウイルスは年間発生しています

ウイルスに気を付けないといけないのは、風邪やインフルエンザが流行る冬だけ…そう思っていませんか? 実はウイルスや細菌は年間発生しているんです!季節によって流行するウイルスや細菌も様々。年間を通して予防をしっかり行いましょう。

効果的な手洗い方法

手洗いの5つのタイミング

外から帰った時をはじめ、こまめに手洗いをするよう心がけましょう。

①公共の場所から帰った時
②咳やくしゃみ、鼻をかんだ時
③ごはんを食べる時 前と後!
④病気の人のケアをした時
⑤多くの人が触れるものに触った時


手を洗わない場合、手には約100万個のウイルスがついていると言われています。それを流水で15秒すすぐと1/100に減少しますが、それも約1万個のウイルスは残ったままです。
そこからハンドソープで10秒もみ洗いした後流水で15秒すすぐと、1/1万に減少して残ったウイルスは数百個に。それを2セット繰り返すと残ったウイルスを数個まで減らすことができます。

出典:森功次ほか、2006年4月 感染学雑誌第80巻第5号『Norovirus の代替指標として Feline Calicivirus を用いた手洗いによるウイルス除去効果の検討』より

正しい手の洗い方

手洗いはしっかり正しくできなければ十分な効果を発揮できません。また、手洗い場での感染を防ぐためにもシンクの中で水が飛び散らないように手を洗うのも大切です。
正しい手洗いで手についたウイルスや細菌を洗い流し、感染症を防ぎましょう。

出典:サラヤ株式会社

家庭内感染を防ぐにはペーパータオルを!

正しく手を洗っても、手をふくハンドタオルにウイルスがついていると、折角洗った手に再びウイルスがついてしまいます。
家庭内感染を防ぐためにも使い捨てのペーパータオルで手をふくのがおすすめです。

アルコール消毒のポイント

出典:サラヤ株式会社

出典:サラヤ株式会社

環境由来の病原性通過菌には
アルコール消毒が効く!

日常の手洗いでは、皮膚の表面の目に見える汚れや通過菌の一部を除去してくれます。
洗って、拭いて、消毒まで行うことで、環境由来の病原性通過菌を除去することができます。

消毒液の使い分け

玄関にはジェルタイプ

玄関にはジェルタイプ

外から帰ってきたらまず玄関でアルコール消毒!
玄関に置いておくのに適しているのは、ジェルタイプのアルコール消毒液です。
スプレータイプは多少アルコールが飛び散って玄関の家具や床を傷めてしまう心配がありますが、ジェルタイプなら安心して使用する事ができます。
お客様の目につく場所なので、見た目にもおしゃれなものを選びたいですね。

洗面所・キッチンにはスプレータイプ

洗面所・キッチンにはスプレータイプ

手を洗った後にも忘れずアルコール消毒を!
洗面所やキッチンに置いておくのに適しているのは、スプレータイプのアルコール消毒液です。スプレータイプは浸透しやすく、乾くのが早いのが特徴で、サッと手早く使う事が出来ます。
ティッシュやキッチンペーパーに吹きかけて、蛇口やシンク回りを拭けば、次の人も安心して使えますね。
※一部素材への使用は変色の原因となりますのでお控えください。

外出時には持ち運びに便利な携帯用

外出時には持ち運びに便利な携帯用

家の中だけでなく、外出時にもご注意を。吊革、ドアノブ、エレベーターのボタンなど、たくさんの人が触れる場所を使う際は消毒を怠らないようにしたいものです。
特にプラスチックやステンレスに付着しているウイルスは最大で72時間も生き残ると言われています。(※厚生労働省)
消毒の際は直接スプレーせず、ティッシュやペーパーハンカチに吹きかけてから一方向にふき取ると、菌の飛散を防ぐことができます。
すぐに取り出して使えるように、携帯用の消毒用品を鞄に一つ忍ばせておくといいでしょう。

アルコール消毒や手洗いによる
手荒れを防ぐ保湿・ハンドミルク

手洗い・アルコール消毒は乾燥や手荒れの原因の一つでもあります。手洗い・消毒後は必ず保湿クリームなどでうるおいケアをしましょう。