雄大なアンデス山脈を望む、標高1000mのアグレロ高地にワイナリーと畑はあります。
土地は痩せていて、とても水捌けが良い土壌です。痩せた土地だと良いブドウは育たないのでは、と思われかもしれませんが、厳しい環境で育ったブドウほど、力強く、凝縮した果実をつけます。土の栄養素や水分が少ないと、ブドウは地中深く根を伸ばし、土壌中のミネラルや栄養分、水分を吸い上げます。そうして育ったブドウは逞しく、味わい深く濃い果実になります。標高が高いという事も、昼夜の寒暖差が大きく、ブドウがゆっくり成熟するのを助けてくれます。地球温暖化の影響もあり、標高の高い涼しい土地に畑を持つ事は良いブドウを栽培する上でとても重要です。